令和2年度経済動向調査報告

令和2年度、丹波篠山市商工会では、製造業・建設業・小売業・サービス業・農業に業種を分け会員事業所96件に年2回(上期1-6月、下期7-12月)聞き取りを行う経済動向調査を行いました。その経済動向調査を、様々な経済分析を行ってきた実績のある、中小企業診断士・七森啓太氏と連携し丹波篠山市の景況の現状、そしてそこから見える今後の展望について読み解きました。今後の事業展開の参考に一度お目通しください。

調査結果、特に売上・利益から市内事業者は回復傾向にあるものの黒字化までは至っていないと考えられます。かなりの事業者が損益分岐点を超えるまで回復していないと予想できます。この損益分岐点を超えない要因は顧客数によるところもあるでしょうが、コロナ禍で利益構造や顧客ニーズの変化が起き事業者のビジネスモデルが気付かない内に変化している可能性も考えられます。今後市内の景気はコロナが収束していくと共に回復していくでしょうが、その回復を加速するには、変化に気づきを持ってビジネスを再構築していく意気込みで事業に臨んでいく必要があると考えています。その時に、もし行き詰った時は一人で悩むのではなく、商工会や専門家など支援機関を有効に活用し、ビジネス再構築のチャンスを掴みとって頂きたいと思います。

経済動向調査報告

 

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